苦い留学経験

中学高校と、試験前に、ぐわ~っと英語の教科書を音読しまくり、

英語のテストはクリアしていました。

たくさん音読すれば、

単語も、語順も、勝手に覚えちゃいます。

教科書の中からしかテストは出ないから、

単語の意味、並べ替え、けっこう楽にできました。

でも、そこに落とし穴があることに、

この時は気づいていませんでした・・・

いざ、大学のときカナダに留学すると・・・

びっくりしました・・・

ネイティブの英語がさっぱりわからないのです。

私は、日本人が同じ階に一人もいない寮に入りました。

寮のラウンジやカフェテリア、シャワールームなど共同です。

ラウンジでテレビを見ていても、

皆がなんで笑っているのかわからないし、

カフェテリアで寮の人とご飯を食べても、

笑ってうなづくだけで会話を楽しむなんてできませんでした。

そのうち、だんだんコミュニケーションをとるのが億劫になり、

共同スペースに行かなくなりました。

あれ???

そこで気づきました。

ネイティブの英語が聞こえないのは、

私がその音を言えないから。

「自分が言えない音は聞こえない」

と気づいたのです。

思えば、学校のテストでは、

発音記号を選ぶ問題はあっても、

発音を言う練習はなかったんですよね。

覚えた英語を聞いて応えるという、

会話の練習はやったことがなかったんですよね。

8か月の留学生活は、思ったように英語を話せず、

悲しい結果となりました。

学校の成績は良かったのに、なぜ?

この時の私の英語力はどういうものだったのか?

それは次のブログに書きますね。

by 英会話アレルギー克服専門の英会話講師 Aki

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