只管打坐(しかんたざ)という言葉をご存じですか。
曹洞宗を開いた道元の坐禅は、「只管打坐(しかんたざ)」であります。「ただ ひたすらに坐る」という意味です。「それに成りきること」であり、坐禅は、坐ることに成りきることであります。体と心が一つになるということです。(大雄寺HPより)
私は曹洞宗に属しているわけではありませんが、英語を使わない日本で英語を使えるようにするには、只管打坐(しかんたざ)の精神が大事だと思います。それを推奨している英語指導者の方は多くいますし、私も切にそう思います。
Hakata Cross Youでおすすめしている音読は、只管打坐(しかんたざ)と同じ概念です。
上の言葉を借りると、「ただ ひたすら音読」「それに成りきること」体と英語が一つになるということ。
まさにそれです。
ごちゃごちゃ言わずに、あれもこれもと手を出さず、ただひたすらという、只管打坐の精神が、結局はちゃんとした英語力をつくります。