朝から北上し、世界に広めたいと密かに思いを寄せている名護珈琲さんの農園を見に行きました。
唯一の国産珈琲を作ることができる沖縄。日本に埋もれている素敵なものを引き出したい私としては、熱いものを感じます。
輸入した豆を加工して土産品として地域おこしで売られているものはありますが、豆は輸入品ですね。
一時的に町おこしに一役かう部分はあると思いますが、持続性が薄いと感じています。
コーヒーの木の天然栽培から収穫まで日本でできるのは、温かい沖縄だから。
コーヒーは農薬を使うのが普通ですが、沖縄にはコーヒーの木の害虫がいないので、台風除けさえしておけば無農薬で栽培可能。
農薬を使わない農業は、身体に優しいこともありますが、土地を汚さないのが大きいと思います。
土地が荒れると海が汚れ、山を枯らしていくもんね。
沖縄の美しい自然は日本の大切な観光資源。
地域の自律には、体力と誇りが大切じゃないかな。
体力、つまりちゃんと稼げる産業。
誇り、自分らしさを表せる仕事と生き方。
人も地域もそうなのかも。