今日早朝レッスンの生徒さんと話していて、ボランティアの仕方がわからないとおっしゃっていたので、記しておこうと思いました。
先週私は、敬愛する安室奈美恵さんのコンサートに岩手に行ってきました。初めての東北です。
福岡ー盛岡線もありますが高かったので、スカイマークで片道１万円で仙台まで飛び、盛岡まではバスで３時間かからないくらい（往復5,000円）。
トータル3日間で、初日と最終日は移動で終わり、2日目だけ夜のコンサートまで時間があり、せっかくなのでボランティアに行こうと思いました。
正直、九州にいるといつもと変わらない生活で、東日本大震災のことが同じ日本とは思えないくらい実感が薄かった。
それでちょっと調べてみました。
なんとなく、ボランティアは団体を募集していて個人は受け入れてもらえるのかなと思っていましたが、
自治体や地域によっては個人で受け入れているところもけっこうありました。
ここで個人で行けるところを探せます。
PDFをあけると各地域の詳細があり、申し込みできます。
沿岸部の被災地まで足を伸ばしたかったのですが、恐縮ながらコンサートの時間までしか時間がなく、8月の集中豪雨で被害を受けた盛岡市のつなぎ地区のボランティアに参加させて頂きました。
9時の集合時間には平日なのに30名以上はいたでしょうか。きちんとグループ分けされて、単発で個人で来た何もわからない私もちゃんと入りやすいように組織化されており、最初抱いていたすこしの不安はすぐに解消されました。
私は15時までの1日単発で土砂のかき出しのお手伝いをさせて頂いただけですが、グループの中には千葉から休みのたびに来られている方などもいて、学ぶことが多かったです。
ボランティアに参加する方は無料か安くで泊まれるところもあるそうです。
ボランティアで怪我をしたときのためにボランティア保険も、すぐに博多駅前の博多区社会福祉協議会で500円くらいで入れました。
社会福祉協議会は各区にあります。翌年3月末まで有効でどこでも使え、被災ボランティアは福岡市から100円の補助がでます。
私はコンサートが目的で行った岩手で、ボランティアでまわられている多くの方々には頭が下がります。
どう生きるかに向き合っている人たちなんだろうと思います。
だからこそ、みなさんとてもゆるいのです。そこがいいのだと思います。
ボランティアって、意気込みすぎると緊張感が思わぬ方向へ行き、閉鎖的になることもありそうと思うのですが、みなさんいい感じにゆるくて、この後コンサートに行くという私にもやさしく対応してくれました。
短い時間で恐縮でしたが、時間がある人ない人、それぞれのスタンスでできることをやり、その力が多数のほうがいいと感じました。
みなさんもよろしければ、探してみてくださいね。