What do you do?

お仕事なんですか?というのは、初対面で聞くことの多い質問のひとつ。

What’s your job?と聞くこともできますが、ちょっと唐突なので、

What do you do?のほうが一般的です。

答えなのですが、日本だと会社の名前とか自分の役職を答えるのが普通ですが、

英語圏では、自分がしている仕事の内容を答えるほうが一般的だと思います。

余談ですが、私が英語圏の人と知り合うようになってから驚いたことがあります。

日本だと、学生だというと、どこの大学?と聞くのが一番で、何を勉強しているか?なんて二の次の質問ですよね。

私が知り合った英語圏の人は、ほぼみな、何を勉強しているかを聞いてきました。

日本の大学を知っている人もです。

そして大人になっても、What’s your major?(あなたの専攻は何?)と、聞かれたりします。学問は暮らしに生かすためにあり、学ぶことの素晴らしさを知っているからこその質問ですよね。

つまり、英語圏では、枠組みや肩書きよりも、何をしているかが重要視されるということです。

日本にもたくさん素晴らしい考え方があり、私はそれらに誇りを持っていますが、この英語圏の思考はとても良いと思います。

枠組みよりも中身重視なのは、日本が取り入れたい考え方ではないでしょうか。

話を戻します。

What do you do?と聞かれて、間違えやすい答え。

サラリーマンは完全和製英語=日本語です。

もし同じ意味で言いたいなら、office worker(会社員)なのですが、答えとしてはふさわしくないです。

なぜなら、そりゃそうでしょって感じで、ふつうですよね。

相手が自分の働く姿をイメージしやすいように答えるのが、国際的なコミュニケーションのポイントです。

例えば、営業の人なら、

I work at a construction company.

私は建築会社で働いています。

I sell condominiums in Fukuoka.

福岡で分譲マンションを売っています。

とか、事務職の人なら、こんなふうに言えますね。

I do office work at an insurance company.

私は保険会社で事務をしています。

Usually, I do paperwork or filing.

たいていは、ペーパーワークやファイリングをします。

そして、国際コミュニケーションに大切なこと。

Be talkative!

たくさん話すのは国際的なコミュニケーションでは良いことです!

質問されても一言答えるのみ、

相手に質問しない、

それはコミュニケーションレベルが低いとみなされます。

英語が母国語ではないからこそ、いろいろな言い方をして通じさせようと努力することが大切です。たとえ流暢でない英語でも、積極的な姿勢が円滑なコミュニケーションを生みます。

Hakata Cross Youで学ぶ方には、ボソっと答えを単語で言って、相手の目を見ない、相手に質問しようともしない人になってほしくありません。

なので、たとえ答えは合っていても、リスニングができていても、態度がそのようだと国際社会では通用しませんから、私はレッスンで指摘させて頂いています。

英語は会社のためにやるのでも、点数を取るためにやるのでもありません。

英語は自分のため、世界のみんなとコミュニケーションをとるためにやるのですよね。

そこに英語の醍醐味があるのです。

自分のキャラクターは、あまりしゃべらないから・・・とか、関係ありません。

プライベートではそれでいいです。

かくいう私も、近しい人の前ではあまり話しません。(You won’t believe that…)

個人の性格は、それはそれ!

国際社会では自分を表現しなければ、無関心なおもしろくない人です。

Be talkative!

たくさん話す人になってください!

日本でも、世界でも、仕事において優れている人には、たいてい同じ特徴があるように思います。

学歴や知識はあったほうが楽なこともあるでしょうが、一番ではありません。

コミュニケーション能力が最も重要だと思います。

英語のコミュニケーション能力を身につけて、より人生をワクワクするものにしましょう。

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