英語を趣味じゃなくて使えるようになりたいなら、本能に逆らう

あなたは、どんな勉強してますか?

あなたは、どれくらい勉強してますか?
 
もしあなたが英会話初心者で、
負荷のない勉強をしているんだったら、
初心者を抜けることはできません。
 
こういう考え方がありますよね。
 
「英会話学習は楽しくやるもの」
 
それも本当です。
 
私もそう思います。
 
 
でも、これは、学習に対する心構えを言っているだけで、
「楽しくやる=ラクにやる」ではありません。
 
英会話学習を断片的に捉えないことが大切です。
 
「英会話学習は楽しくやるべき!」だけを断片的に切り取ると、
「そりゃそうだ」となります。
 
楽しくやるのは、どんな環境でやるかやどんな目標を持つかで変わります。
負荷をかけたら楽しくなくなるのではありません。
 
まず、どんな環境でやるかについてお話しします。
 
負荷がない勉強は成長がありません。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
負荷がある勉強を楽しくやること
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
これが大切です。
 
 
負荷をかけ、それをできるようにしていくことが楽しくなる環境お持たなければ、
初心者を抜けることはできません。
 
 
次に、どんな目標を持つかについてです。
 
英会話初心者さんは2種類に分かれます。
 
一つは、英会話を通して、楽しい時間を過ごすのが目的の方。
もう一つは、英語を使えるようにしたい方。
 
あなたがこのどちらかで、やることがまるで変わります。
 
一つ目の楽しい時間を過ごすのが目的の方は、
楽しむことが目的なので自分のペースでゆっくりやれば良いです。
日々の生活のスパイスになりますよね。
 
でも、英語を使えるようにしたいと思う方は、
自分に負荷をかけない環境は意味がありません。
使えるようにまでならないということです。
 
今できないことをできるようにするには、
自分に負荷をかける必要があります。
 
その負荷を乗り越えるから
前にできなかったことができるようになって、
次の段階に進めるんですよね。
 
 
ここで、人間が持つ恒常性維持機能についてお話しします。
 
人は皆、元々、恒常性維持機能が備わっています。
 
簡単に言うと、「現状維持」しようとするということです。
 
例えば、
どんなに外の気温が暑くなっても寒くなっても、体温を36度程度に一定に保ちますよね。
 
暑い時は、汗をかいて体温を下げ、寒い時は、体を震わせて体温を上げようしますね。
 
この恒常性維持機能が、人間の脳にも備わっているわけです。
人は現状維持を好みます。理由は快適だからです。
人は変わりたいと思いながら、変わりたくないのが本能です。
 
 
英会話学習が続かない理由も、その一つです。
 
最初は鼻息荒くよしやるぞ!と思っても、
 
今日はきついし〜
別に今困ってないし〜
明日でいっか〜
 
と言って、習慣化できない方が大半だと思います。
それはあなたが悪いのではなく、そういうものだからです。
 
英会話は、習慣化すれば誰でもできるようになるとわかっているにもかかわらず、
人は現状維持しようとするのです。
 
それが安全で快適だからです。
 
これは、原始の時代に遡ると言われています。
大昔、過酷な環境の中、いつ敵が襲ってくるかわからない、いつ食糧がなくなるかわからない環境の中で暮らしていました。
なので、これまで経験済みの安全がわかっていることに対しては取り組むのですが、新たな挑戦は死の危険性があるので、現状維持をしようと言う本能が備わったそうです。
 
これが今も私たちに受け継がれている心理的な恒常性維持機能と言うことです。
私たちは、快適な環境の中にいたいと言うのが本能なのです。
 
ですが、何かできないことをできるようにすると言う時、
快適に現状維持をしていても、何も変わらないわけです。
それは、すでに経験済みの世界です。
 
英会話初心者さんが初心者を抜けるには、
負荷をかける学習が必要です。
 
自分のペースでのんびりやってます、
全然良いのですが、それは趣味です。
 
もし本当に使えるようにしたいと思っているのでしたら、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
負荷がある勉強を楽しくやること
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
これが大切です。
 
快適なぬくぬくのお布団に1日中いても何も変わりませんよね。
今の自分がちょっときついこと、ドキドキすること
それをあえてやってみることで、新しい自分に出逢えるのだと思います。
動画でお話ししています。
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ラクな勉強意味ないです
https://youtu.be/l7tNUVA6fgI
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