This is teacher H.
「ほめられ服」 に 「愛されメイク」、 「ありがとう、といわれる仕事」 や
さらに大きなところでは 「世界で尊敬される日本人」 ・・・
近頃よく見かけるキャッチフレーズで、思わず膝を乗り出したくなりますよね。
人間関係において、相手から前向きな反応を 「もらう」 は、
誰にとっても本当に嬉しいことですから。
こども達などは ほめてもらいたくてよくウズウズしていたりして
ほんとに微笑ましい。
でも、もしそれが大人だったら、いつも相手からの反応を
「待ってるだけ」 なのは、ちょっとサビシイし、もったいない。
相手に自分の存在を認めてほしいときは、自分も、相手の存在をしっかり受け止めて、豊かな言葉で積極的に応じてゆきたいですよね。
それぞれの分野で場数を踏み、嬉しいこと哀しいことを経験してきた大人ならではの共感力が、力を発揮するところです!
実は、英会話をリラックスして楽しむためのひとつのコツも、ここにあります。
といっても大仰なことではありません。
それは、会話のなかでの 気持ちのよい相槌です。
A: 陶器って、興味ある?
B: ・・・うん・・・?
A: この前、小鹿田焼きを窯元まで見に行ったんだよ!
B: ・・・ふぅん・・・?
A: 料理を盛るとすっごく映えそうで、いい味だしてるんだよね!!
B: ・・・。
なんとも 弾まない会話ですよね。気分を盛り下げているのは、
どう見てもBさんの受け答え。
でも例えば、こんな感じに短い相槌を使ってみると、どうでしょう?
A: 陶器って、興味ある?
B: そうでもないんだよね。
A: この前、小鹿田焼きを窯元まで見に行ったんだよ!
B: ほんと?それってどんな感じ?
A: 料理を盛るとすっごく映えそうで、いい味だしてるんだよね!!
B: それ、面白そうだね!
ちょっといい感じになりましたね。
今度は、Aさんの 「お話したい!」 という気持ちをしっかり受け止めて
「ちゃんと聞いてるよ。あなたの話に興味をもってるよ。」というシグナルを送ることができているからです。
小さいけれど、相槌、大事でしょ?
「でも、英語で言おうとすると難しくなるんだよ、それが・・・」と思ったあなた。
上に赤字であげた相槌はすべて、Hakata Cross Youのレッスンの中で何度もでてくる表現です。
字面をみれば、「な~んだ!」と思うような単純な英語。
でも、これをきちんと自分のなかに仕込んで、いつでも使えるようにスタンバイできているひとは・・・実はまだまだ少ないかもしれません。
次のレッスンからは、ぜひ、この「小さな相槌」コレクターになって、フリートークの時に早速使ってみてくださいね。