社会的企業に取り組む

当方の生徒さんはまだマンツーマンが多いのですが、
福岡全体の英語レベルを日常会話レベルまで上げたいという思いがあるので、初級者が定額でたくさん来れるように、
全国的にも珍しい定額制英会話を4月からスタートさせました。

語学は物ではないので、教材は別として、教室が提供する講師の知識と経験と空間にお支払いいただくわけです。

物を仕入れて売るのとは異なるため、サービスの原価は決まっていないわけです。

だからといって、安すぎると利益が出ません。きちんと利益が出ないときちんと継続できません。

ただ、すこしシステムを変えてみると、ただの安売りではなく、皆が潤うことができるのではないかなあ、
そんなことを思っています。

当教室は、社会的企業(ソーシャル・エンタープライズ、Social Enterprise)の発想で行う教室です。

社会的企業とは、今解決が求められている社会的課題に取り組み、新しいビジネスモデルを提案し事業を行う事業体のことです。

まだまだ過程ではありますが、当教室のゴールは、English for All (万人のための英語)を広げることです。

そこまで高度な英語を話さなくてもいいから、福岡のほとんどの人が、英語で道を聞かれたとき、日常会話を話しながら目的地までつれていけるくらいの会話力があれば、福岡が外から来る人にやさしい、もっと楽しい素敵な都市になると思いませんか?

そして、そこに暮らす私たちは、自分や地域に対する誇りをもち、もっと輝けるのではないでしょうか。

当教室では、英語力が不足していることを社会の課題とし、多くの人が通いやすいシステム、きちんと利益が出て継続できるシステム、つまり、教室ではたらく人も通う人もみながHAPPYな循環になるシステムを考え、実行しています。

試行錯誤はございますが、そんな思いの教室です。

 

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コメント

  1. Hiroko より:

    外国の人から、英語で『How to get to~?』と、突然英語で聞かれ、どう答えて言いか分らなく焦った^^;という方の話、よく聞きます。こんな時に、英語が話せたら…人助けをしたいのに、出来なかった…と、
    10人中10人と言ってもおかしくないかもしれませんね。
    英語が話せてかっこいい!という、憧れがきっかけもありますが、
    やはり、困ってる人目の前にしたら助けてあげたい。人助けをしたいという感情は、人として一番に感じる自然な感情、人情ですよね。 人助けができ、それが自分の誇りや自信にもつながると思います。
    Hakata Cross Youさんの思いは、英語を学びたいけど、なかなか一歩を踏み出す勇気がない人達にとって、とても温かく心強く信頼できる教室なんだなと思います。安心して英語が学べる教室ではないかと思いますよ。

  2. Aki より:

     
    Hirokoさん、ありがとうございます。
    外から来た人に対して割とオープンな気質の福岡ですが、英語が話せたらもっと良さは伝わると思います。英語のみならず。
    世界的にも、日本人に英語力がもっとあれば、きちんと意見を言い対等に話し合えるのにと思うことも。
    それに、日本以外の国と関わりを持たずに暮らすことは現在不可能ですよね。
    実際、毎日の食卓ですら、日本でとれたものだけで成り立っていません。
    日本には相手を思いやる文化、まじめに働く気質、伝統の技や技術革新、生きとし生けるものをなんとなく大事にする心など、素敵なものがたくさんありますよね。
    英語が話せたら、そんな日本のことも伝えられるし、外国の良いところも取り入れ対等に意見が言い合えるよい関係が築けるのではないかと思います。
    それを市民レベルでやっていけたらと思います。
    むずかしい単語を羅列する英語じゃなくて、気持ちが伝えられる英語。