英語で話されると何を言っているのかわからない。
日本人にとっては当然かもしれません。
英語の周波数と日本語の周波数は、世界の言語分布でも端っこと端っこです。
つまり、まったく種類のちがう言葉のようです。
わたしたちが日本語を話すようになった過程を想像してみましょう。
日本人でも、生まれたばかりのころは、みんな日本語が話せませんでした。
でも周りの人たちの会話や行動をみて、だんだんと言葉に近い音を発し始め、言葉になり、
無意識に日本語が流ちょうに話せるようになったわけです。
人間の脳は知っている音しか認識しないと言われています。
そして、英語の音は日本語の音とちがう音だらけです。
だから日本人にとっては知らない音なのです。
知らない音だから聞こえないのです。
当たり前ですね。
知らない音がかたまりでつながって発音された時には(get it(ゲット イットではなく、ゲリットゥ)、And I(アンド アイではなく、エナイ)など)、もう何のことだかさっぱりになります。
当然です。そんな音聞いてこなかったのですから、脳が不要な音だと思い、認識BOXに入れていないのです。
英会話初級者の方が基本会話レベルまで行くには、まず英語の音を必要な音だと脳に知ってもらう練習が必要です。