日本人なんで英語苦手?

日本で英語ブームってず~っとありますよね。

本屋に行けば英語学習の書棚は大きな部分を占め、英語教材を買ったことある人は数知れず、英会話教室に行ったことがある人も数知れず。

でも、教材を1冊終えた人は意外と少ないと思います。

日本人が英語が苦手な理由は、いくつかあると思いますが、主なものはこの2つだと思います。

ひとつ、英語を使う環境がない。

→外国人が増えてきていますが、まだ生活で英語が必要という段階ではありませんね。

ひとつ、発音がひとつもかぶっていない。

→これはそもそも不利な点です。子音中心の英語の発音と母音中心の日本語の発音、同じ音はひとつもありません。

私は、この2つが最大の要因だ思っています。日本人にとって英語って、話せるようになったらいいだろうなあと思う反面、実生活とのリンクが希薄であるうえに発音がまるで違うので、視覚と聴覚とのギャップが激しく、使えるようになるまでの道のりが果てしなく感じるものなのです。

目で見たらわかる簡単な単語や文章も、聞くだけだと????ってことありますよね。

決定的に発音が違うので、発音を無視した学習は紙の上での英語に終わり、使えないのです。

日本語を母国語として、日本に住んでいる限り、英語学習をしにくくするこの2つの要因は逃れられません。

でもね、心配しなくて全然大丈夫です。

仕事辞めて留学しなくても、日本に住んでいても、英語を話せる自分になれます。

それは、多量の音読です。多量ですよ、多量。

まずは発音練習(フォニックス)で英語の音をある程度発音できるようにし、

同時に、意味がわかっている場面が描ける会話を声に出して、毎日30回以上お手本の真似をして音読する。

この2つは、日本人として日本で英語学習をする上でのデメリットを克服するものです。

発音がわかるようなる→聞ける→音読を重ねる→自分の口で言える

これを繰り返すことでかなりの線まで行けます。

あとは、これに単語力を加えていけば、日本でも英語を使う自分になることは可能です!

音読をあなどらないでください。

いろいろなCDやテキストに手をつけたりするよりも、目の前の1冊をリズム感も含めて体で覚えちゃうくらい音読してください。

半年、1年、2年、ものすごい力になりますよ。

音読は、体にもいいし、経済的だし、効果絶大の英語習得法なのです。

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