People wearing surgical masks

This is Eriko.

この春は、花粉はもちろん、黄砂にPM2.5といった大気汚染が毎日話題となっていますが、それと並行して、街行く人の多くがマスクを着用していますよね。マスクの他にも目や鼻への花粉侵入を防ぐスプレーや軟膏、花粉症対策メガネも飛ぶように売れているそうです。中には1枚1,000円という高機能性マスクも注目を集めているとか。とにかく外界の異物から身を守るのに一生懸命なのですね。

マスク着用で外出するときは、いくつか理由がある思います。まずは自身が風邪をひいていて、咳・くしゃみなどで他の人に菌を散らさないようにという配慮から。または他の人の病原菌から自身を守る意味で。なかには着用していると暖かいという人もいます。どれも決しておかしな理由ではないのですが・・・。でも海外では事情が違うようです。

アメリカ人の友人は、来日してすぐ、人々がマスクをしているのを見て、何か伝染性の病が流行っているのかと、慌てたそうです。彼らにとって、「マスクをする」とはcontagious disease(伝染病)をもっている、またはstupid , strangeな人という印象を持つのだそうです。もともとdoctor やdentistが着用するものをなぜ?という不可解な姿に映るのかもしれません。私のカナダ生活経験からいうと、マスクはしたことはないのですが、夏、日傘をさしてどこでも歩いていたら、不思議そうに見られました。なぜこのいい天気の日にカサ?って感じで。日本では当然なことも海外では摩訶不思議ととられることは多々あります。

ただ海外の方でも、マスクをして周りの人に配慮する、という習慣を自分たちも、と思われる方もいると思います。私も、彼らのゴミ分別のやり方や夏季の水の使い方など、見習いたいと思うことはたくさんありました。文化は違えど、良い習慣や思いやりの行動は取り入れてみる、そんな姿勢は大切でしょうね。

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