動詞には、自動詞と他動詞とありますね。
自動詞は、自分だけでたてる動詞です。
I walk to school every day.
私は歩く、学校へ、毎日。
※walk歩くに対象(目的語)はいらないですね。
他動詞は、動詞の対象(目的語)がいる動詞です。
I watch baseball games by the sea.
私は見る、野球の試合を、海のそばで。
※watch見るは、見る対象物がいります。なので他動詞です。
他動詞は、「目的語に影響を与える」というニュアンスがあります。
次の2つの分を比べてみましょう。
①I hit her on the head.
②I hit her head.
①はher(彼女全体)、②はher head(彼女の頭)にのみ影響を与えているということになりますね。
①は私が頭をたたいたことで、彼女自身がショックを受けているというニュアンスがあります。
②は私が頭をたたいたことで、ケガしたかもしれませんが、彼女自身に打撃だったわけではないという感じです。
奥深いですね。他動詞は目的語が必要で、その目的語に影響を与えるという感じですね。