written by Eriko
もうすぐHalloweenがやってきますね。
ヨーロッパではあまり行われませんが、北米では盛んなeventで、
10月31日、オレンジ色のカボチャ(pumpkin)をくりぬき、
その中にキャンドルを入れたランプ(lantern)を玄関先に飾り、
魔女(witch)やお姫様(princess)、海賊(pirate)、
ピーターパン(Peter Pan)など様々な仮装をした子供たちが
お菓子を求めて近所の家々をねり歩くのです。
元々、「諸聖人の祝日の前夜祭」という宗教的な意味が強かった
Halloweenですが、今日では、子供たちのためのイベント
という色が強いようです。
さて、その仮装した子供たちが各、家に着くとすぐに言う言葉が
“Trick or treat !”です。
意味は「お菓子をくれないといたずらするぞ。」
trickはいたずら、悪さ。treatは楽しみ、ごほうびということですから
直訳すると「いたずらか、ごほうびかどちらか選んで。」となるでしょう。
or は、皆さんもお分かりのように「または、あるいは」の意味ですが、
もう一つ、日常会話でよく用いられる使い方があります。
それは、「~しなさい。さもないと・・・ですよ。」というように、命令文の
後に用いられ、交換条件のようにも聞こえる言い方です。
For example,
“Go right now, or you will miss the train.”
すぐ出かけないと列車に遅れるよ。
“You must hurry, or you will be late.”
急がなくてはいけません。でないと遅れますよ。
simpleな単語”or”ですが、こういう言いまわしもできるといいですね。