日本人の間違いやすい英語シリーズ
第何段かはわからなくなりましたが、今回はMe, too. (前半)
言わずと知れた、「私も!」と同意する、とっても便利な言葉です。
が、これ、日本語の「私も!」と、100パーセント置き換えることが
できないんです。
例えば、
A: I like chocolate.
B: Me, too.
これは、
Aさん:チョコレート好きなの!
Bさん:あたしもー!チョコ好きー!!
ですよね。
でも、こうなるとどうでしょう。
C: I don’t like tea.
D: Me, too.
Cさん:紅茶好きじゃないんだ・・・
Dさん:あたしも嫌いー!!
には、なりません。
この場合、使い方が間違っているので、訳せないのですが、
無理やり訳すなら、「あたしは好きー。」です。
Dさんが、私も好きじゃないと言いたい場合、正しくは、
Me, either. です。
※Me, eitherはアメリカで略式で使われるようです。他の英語圏では、
Me, neitherが主流のところも多いです。
こういった違いも言葉ならではなので、楽しんでいきましょう。
Me, too. は、肯定文を受けて「私もそうだ」と言う時、
Me, either. は否定文を受けて「私もそうじゃない」と言う時に使います。
日本語と英語の成り立ちの違いですねー。
Yes/Noの使い分けに似ているので、一緒に覚えてくださいね。
実は、このMe, too.は奥深い言葉で、もっと書きたいことがあるんですが、
後編へ続く・・・
コメント
アメリカではMe, either.も使うんだね。
私はカナダでは、否定の同調には、Me, neitherを使っていました。
英語はアメリカ系、イギリス系、その他の変化などいろいろあるよね。土地や時代によって変化するから、言葉って面白いね!Aki